マンションを買う前・買った後

マンション管理と言われても・・・

マンション管理という言葉は、あまり馴染みのない言葉かも知れません。よく分からないまま、管理は自分達で行いなさいと言われます。困りますね。

はじめて、マンションの購入を考えられている方へ

マンションに暮らすイメージはどのような感じでしょうか。 鍵ひとつでプライベードな空間が確保できる。外のことは知らない。 近所づきあいは煩わしいからしたくない。 自分は何もしなくても建物はいつも綺麗。 お金さえ払っていれば良いんでしょ?

もしも、このようなイメージをお持ちでしたら、マンションの購入は待ってください。賃貸マンションであれば、このような暮らし方もできそうですが、分譲マンションでは、このようなことはできません。

分譲マンションでは無関心は許されず、面倒なことが多々あります

分譲マンションでは、マンション全体という共通の財産を他の居住者(区分所有者)と共有することになります。そして、共有財産たる建物(マンション全体)の維持・管理を行うために管理組合が組織され、マンションを購入した者は例外なく管理組合の一員になります。

全ての管理組合員は、マンションの維持・管理のために協力し合わなければなりません。また、管理組合の業務執行機関として「理事会」が置かれることが一般的であり、理事長をはじめとする役員は、持ち回りで務めることが一般的です。

分譲マンションを購入した場合は、自身も役員になって管理組合活動をし、役員ではないときでも、管理組合活動には積極的に参加しなければならない、ということを充分にご理解ください。

毎月の支払は住宅ローンだけではありません

マンションを購入されるときは住宅ローンを利用される方が多いかと思います。購入を検討しているときは、毎月の返済額ばかりに気が行きがちですが、購入後はローンの返済とは全く別に、毎月支払わなければならないものがあります。

それは、マンションの経常的な維持・管理に必要な費用の負担として「管理費」、マンションの定期的な修繕工事に必要な費用の負担として「修繕積立金」、その他、駐車場などの利用料などです。

そして、これらの負担額は定期または不定期に増額されることがあります。マンションの購入は、これらも含めて検討することが必要ですし、これらが何であるかを理解することも必要です。

知っておかないと後悔することにもなりかねません

マンションは決して安い買い物ではありません。買ってから後悔しないように、分譲マンションに暮らすための決まりごとをしっかりと理解し、納得した上で購入して、快適なマンション・ライフを手に入れてください。メールでのご相談は無料でお受けしております。

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マンション管理士 平山晃
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